お出かけ日和

パパの育児

せっかくの休日は、
子どもと一緒にお出かけしたい。
できれば家族みんなで。

それが、4歳と7歳の子どもを持つ、
父親の楽しみだ。
木曜日、金曜日あたりから考える。
遠出をする場合はもっと早くからだ。
週末はどこへ行こうかと。

動物園に水族館、映画館。
遊園地や屋内レジャー施設。
大型ショッピング施設へ、
電車に乗ってお買い物に
行くのも楽しい。

でも、残念ながら
お出かけできない日も多い。

例えば、雨が降っている日。
熱中症が心配されそうな暑い日。
雪が降っている日。
我が家には車がないので、
天気が悪いと、お出かけは中止だ。
子ども二人に傘をささせて、
遠い道のりを歩くのは
難しいからだ。

何週も前から立てていた計画を
泣く泣く中止にしたことは
一度ではなく何度もある。
せっかくのチケット代もパーだ。

天気ばかりが障害ではない。
3週連続で週末は雨だった。
今週こそは天気も快晴、
よし出かけるぞと思っていたら、
朝起きた子どもがひどい咳をしていた、
なんてこともある。

うちは子どもが二人いるので、
どちらかが体調が悪いと、
家族みんなでお出掛けするのは
断念せざるをえない。
小さな子どもたちは、
風邪を引きがちだ。
また、稀に
子ども二人が元気でも、
私や妻が体調不良の場合もある。

そう思うと、家族みんなで
お出でけできた日というのは、
かなり貴重な日に思えてくる。

1年に数回とは言わないが、
せいぜい十数回ではないだろうか。
子どもたちが、高校生になると、
友だちと遊ぶことがメインになるので、
親と一緒に出かけることは
あまりなくなるだろう。

また、小さな子どもたちには、
新しい光景や体験が必要だ。
それが成長の糧になる。

運動不足も心配だ。
家の中で遊ぶのもいいが、
体をいっぱい使って遊んで
健康に育ってほしい。

だから、今のうちに
できるかぎり、
お外へお出かけをしておきたい。
そう思う、常日頃だ。

ある休日の朝、目が覚める。
カーテンを開けて天気を確認。
そこには、雲一つない空が
広がっている。
絶好のお出掛け日和だ。

子どもたちを確認する。
先に起きた長男は咳も出ていない。
すこぶる元気そうだ。
寝坊助の次男も起きてきた。
こちらも元気。
鼻の調子も良さそうだ。

よし、今日はお出かけできるぞ。
さて、どこへ行こうか。

「今日どこに行きたい?」
子どもに聞いてみる。すると、
子どもたちから予期せぬ答えが。

「ローソン」

というひと言。
いや、いつでも行けるし……。
親の心子知らずとは
こういうときも使うのだろうか。

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